マイクロスコープでのレンズの役割

マイクロスコープには、光学顕微鏡と比べて様々な特徴があります。まずマイクロスコープには接眼レンズがなく、かわりにカメラを通してモニターに拡大像を映し出します。このため複数の人間の間で情報の共有が容易になります。

また被写界深度が深いため観察がしやすく、またワーキングディスタンスも大きいため、先端を観察物にぶつけることなく観察することができます。さらに光学顕微鏡では倍率の変更のため複数のレンズをレボルバ式に取り付けているのに対し、マイクロスコープではズームを採用しており、倍率の変更が極めて容易です。

パソコンに接続するマイクロスコープ

肉眼ではなかなか見ることができない微細な部分や、細くて長い管の中等を観察したい時に、どんな方法を使ったらよいのか困ってしまうケースもあるものです。
そんな時に、スムーズに目的を果たしたいのならば、パソコンに接続できるマイクロスコープを利用してみることをオススメします。

パソコンに接続することで、マイクロスコープが映し出す画面をリアルタイムで詳細に見ることができるため便利です。
また、画像の保存等も簡単に行うことができるタイプのものもありますし、倍率の変化等も可能なため状況に応じて観察しやすいのも良いところです。

マイクロスコープを使って親子で楽しむ

もしあなたが子供の誕生日などで買い与えるプレゼントについて何にしようかと悩んでいるのであれば、マイクロスコープはどうでしょうか。マイクロスコープは親子で楽しむ事ができ、観察を通して親子の会話も増え、楽しいひと時を過ごす事ができるのではないでしょうか。

マイクロスコープがきっかけとなり、生物などに興味を持つ事もあるかもしれませんね。マイクロスコープが一台あれば、長く使う事ができます。また、マイクロスコープを普段から使い慣れていると学校の勉強にも活用する事ができるのではないかと思います。子供の時に興味を持った事が、大人になった際の職業に影響を与えるという事もあるかもしれませんね。

ひろがるマイクロスコープ

マイクロスコープは、肉眼では確認できない程の小さな物を肉眼で見える大きさに拡大する装置の事を言います。

日本では顕微鏡と呼ばれる事もあり、マイクロスコープには光学式と電子式の2つの種類があります。理科の実験で使われる物から、医療用に使われる物まで様々な種類があります。

マイクロスコープは様々な分野で活躍しています。生物学の分野ではもちろん、医療の分野においても内視鏡や手術の際にも使われる事が多いようです。

また、半導体や金属に至るまで幅広く利用されており、テクノロジーの発展と共に、私たちの暮らしを更に豊かにしてくれるのではないでしょうか。マイクロスコープは今後も更に、活躍の分野が広がるだろうと予想されます。