マイクロスコープの選び方は、使い方に合わせた選び方が必要です。
大きく分けてモニタダイレクトタイプとパソコンタイプの2つがあり、動画や目視検査
などには、モニタダイレクトが向いていますし、画像を保存したり計測に使用したい
とお考えならパソコンタイプが向いています。
また、対象物(観察部位)の大きさによって倍率の求める物が違ってきます。
対象物の大きさ30mm~0,5mm10倍~180倍,対象物の大きさ0,5mm~0,2mm
100倍~300倍,対象物の大きさ0,2mm~0,02mm200倍370倍,0,02mm~0,01mm
400倍~1000倍が目安ですが、お好みによって選ぶ場合もあるかと思われますので
お確かめいただくことをおすすめします。
手軽に使用できるUSBマイクロスコープ
マイクロスコープ(Microscope)は、光学顕微鏡の一種です。
高画素のカラーCCDカメラ、またはカラーCMOSカメラ、さらに白色LED照明やレンズが本体に内蔵されています。
数十倍~数百倍の高倍率で観測することが可能で、パソコンのUSBに接続すると、画面上に拡大映像を表示させることができます。
電子部品や半導体、基盤などの表面の検査、またキズなどのチェック等にとても便利なため、産業用精密機器を扱っている企業での需要が多いです。また、頭皮の状態や肌の角質層を高画質・高解像で手軽に確認することができるので、美容業界においても注目されています。
いろんな診療科で使われるマイクロスコープ
医療の分野で使用されているマイクロスコープと言えば、研究医が実験室でマイクロスコープを使っている場面を想像する人が多いかもしれません。しかし、臨床医も多いにマイクロスコープを利用しています。そして、マイクロスコープが使用されている診療科というのは多岐に渡ります。
手術の際にも利用されるマイクロスコープは、正確に手術を行う事が求められますので、とても重要です。医者が使いやすい様に設計されている場合が多いので、同じ医療用であっても、用途によっては形が異なる場合があります。これにより病気の発見を早期に行う事ができたり、難しい治療でも比較的容易に行えたりする事もあるかと思います。